昔 の さ や さ や 日 記

(さやさや日記の過去ログです)

◇さやさや占い◇

平成19年1月くらいの運勢
STR型のひと 今年は筋肉の年です。マッスルボディに鍛え上げ、可愛い彼女をゲット! 可愛い彼氏でも可
AGI型のひと 今年は駆け抜ける年です。あなたの生き様を見せてあげましょう! NGワードは「俺、この戦いが終わったら結婚するんだ」です。死に急いではダメ、生き急いで!
VIT型のひと 今年は忍耐の年です。どんな困難も耐え抜くことが肝心です。耐えた後には必ずチャンスがやって来ます。でも、耐え過ぎてチャンスを逃すこともあるので注意しましょう。チャンスを見抜く目も重要です。
INT型のひと 今年は学ぶ年です。無駄なことなどありません、あらゆる知識を蓄えましょう。でも、雑学ばっかりでは生きて行けません。記憶しておくことにも優先順位を付けましょう。
DEX型のひと 器用なあなたなら生きる事はそれほど難しいことではないでしょう。でも、調子こいてると痛い目に合うことも往々にしてありますので足元には注意しましょう。必要不必要では割り切れないこともあることを学びましょう。
LUK型のひと 今年も一年それなりの幸せを享受できることでしょう。しかし、幸せを求め過ぎると作用反作用の法則に基づいて色々大変かもしれないので、程々の幸せで満足した方がいいかもしれませんよ。
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◇平成19年1月◇

反撃の刃 最終話 「深淵狩り」反撃の刃 第四話 「回避不能」反撃の刃 第三話 「倒すべき相手」反撃の刃 第ニ話 「最凶の敵」反撃の刃 第一話 「手にした力」

平成19年1月30日  反撃の刃 最終話 「深淵狩り」

 というわけでサイトを移転しましたさやさやです。ごきげんよう。
 URL以外何も変わってないんですけどね

 リニューアルではなくそのまま移動しただけなのはともかく。
 移転一発目は「反撃の刃」の最終回です! 一回目で最終回って、打ち切りっていうレベルじゃねえぞ!
 【前回までのあらすじ】
 さやさやは全財産をはたいて殴り魔法系最強の武器『カウンターダガー』を手に入れた。
 ほとんどのモンスターを刃の錆びに変えてきたが、しかし深淵の騎士にだけは敵わなかった。
 レベルを上げ、装備を整え、避ける修練まで積みながら、結局は敗れてしまったのだ。自分の力に限界を感じたさやさやは最後の手に出たのだった――

 一人で勝てないのなら、誰かに手伝って貰えばいいじゃない


友達の支援を受けて、今必殺のカウンターアタック!

 はっきり言いまして。この殴りリンカーが独力で深淵さまを討てる確率は0%です。討てるレベルまで育て上げるつもりもありませんし……。
 それに、ほら。ラグナロクってMMORPGじゃないですか。やっぱりね、みんなでワイワイ楽しんだ方がいいと思うんですよー。
 というわけで、騎士が所属していたギルドのマスターに声を掛けたところ四人の仲間たちが集まってくれました。
 ご覧の通り全員が全員とも転生二次織です。その上、更にレベル90以上だったりします。
 転生というのは精神的に見てレベル100と言い変えることが出来るでしょう。更に実レベルが30も差があるということは、レベル差130!
 一緒に狩りするっていうレベル差じゃねえぞ!

 ちなみにギルマスはプロフェッサーなのですけれど、今回はスナイパーで一緒に来てくれるのでクラニアルガードとかも借りちゃいました。


過剰精錬ってレベルじゃねえぞ!

 +9装備がいくつもあるとかありえない!
 しかし、これで完璧な対深淵さま体制を実現することが出来ました。見てください、この画面右側に並んだアイコンの列を!


7つも並んだ!

 聖属性付与、自動HP回復、ハイスピードポーションに加え、ブレスと速度増加、そして受けるダメージが半減するアスムプティオまで! そして今回は死んでもその場で復活するというインチキ臭い自動復活スキル・カイゼルも覚えてきました!
 チャンピオンさんから気弾5つも頂いちゃって、もう無敵――


……あれ?

 だと思ったんですけどね
 無敵だーとSSを取ったそのラグ中にBDSを受けて死亡。自動復活したのですけれど、SSのラグが解除されないまま無敵時間が切れて即死してしまいました。
 SS撮ってるとダメだ!
 こんなときも仲間がいると助かります。戦闘中は代わりにSSを撮ってもらうことにしました。
 あと、カイゼルで復活してもHPは1なので通常攻撃一撃で再殺されてしまいます。回復アイテムはレモンしか持って来ていなかったので、復活時のHP回復もお願いしてしまいました。  さぁ、これでもう何の憂いも――


さやさや君吹っ飛ばされたー!

 また死んだー!?
 吹っ飛ばされて死んで復活して回復してもらって支援が来て、もうもう、何がなにやら!?
 穴抜けを体で覚え、タイミングを計って注意していたはずなのに、何故こうもまともにくらってしまったのか。


メンテナンス入りましたー

 ラグかったからだ!
 一時間の間に二回もメンテナンスが入り、それでも全然直らないこの重力の中、タイミングを図って移動するのは非常に困難で……BDS避けるってレベルじゃねえぞ!

 避けられない。死んでしまう。
 でも、だからこそ見えてくる真実もあります。穴抜けなんて知らない、装備なんていらない、レベルなんてどうでもいい。死んだって構わない。私はただ、全力であなたを――殴りたい!


深淵の騎士ぃぃぃぃー!!

 ……
 …………
 ………………

 ――戦いから二ヵ月。
 彼女が愛用していたレモンは食べ尽くされて倉庫から消え、生涯で最高の装備だったカウンターダガーは値崩れが激しくなる前に売り払われました。
 そしてフィゲルパッチが来て、新しいキャラクターを作るために彼女は削除されました。


生涯レベル62

 新しく生まれ変わった彼女がどうなったのか、それはまた別のお話です。
 享年、三ヶ月。私のキャラクターの中では最も短い生涯でしたけれど、その駆け抜けた三ヶ月はとても輝いていました。今ではもうSSの中でしか見ることが出来なくなった彼女の姿を、私は忘れることは無いでしょう。
 ありがとう、殴りリンカー。
 ありがとう、カウンターダガー。

――――――Fin.

 さやさや先生の次回作をお楽しみに!

 バーチャルネットプリーストさやさやは殴りリンカーを応援しています。


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平成19年1月20日  反撃の刃 第四話「回避不能」

 ようやく手に入った義経の下巻か、マリみての最新刊か、どちらを先に読もうか迷っているさやさやです。ごきげんよう。
 祐巳ちゃんと瞳子ちゃんの行く末も気になりますけれど、義経と義仲さんの行く末も気になっちゃってどうしよう!

 歴史と国語の授業で習ったので史実的な結果だけはわかってしまっているのはともかく。
 【前回までのあらすじ】
 全財産をはたいて手に入れた、殴り魔法系最強の武器『カウンターダガー』。
 武器の力で快進撃を続けていたさやさやだったが、深淵の騎士に敗北してしまう。
 再戦に燃えるさやさやは、カビキラーとなってレベルアップをし、闇属性攻撃対策に対闇防具を手に入れた。
 そして最大の脅威であるブランディッシュスピアーを攻略するために、再びさやさやはグラストヘイムの地へ赴くのだった。

 というわけでブランディッシュスピアーは穴抜けで回避することにしたわけですけれど。
 穴抜けというのが何なのかを解説致しましょう。
 ブランディッシュスピアーというのは、上下左右方向に撃てば下図のように隙間無く範囲攻撃がされます。

【下方向】
【横方向】
: 深淵の騎士
■ : 攻撃範囲

 しかし、斜め方向に撃たれた場合はちょっと違います。下図のように格子状に穴が出来てしまうのです。
 (モンスターが使ったば場合だけで、プレイヤーが使った場合は穴は開かないそうです)

【斜め方向】
: 深淵の騎士
■ : 攻撃範囲

 なので、まず深淵の騎士の斜め横(見た目でわかり易い右下か左下が良いでしょう)に立ちます。
 そしてブランディッシュスピアーが撃たれる前兆(一秒程攻撃に間が開く)を察知したら、自分の位置を穴の場所へ移動させればいいのです。

【BDS前兆感知】
: 深淵の騎士
: さやさや
■ : 攻撃範囲
【下へ避けろ!】
【右へ避けろ!】

 以上がブランディッシュスピアーの穴抜けです。
 一見簡単そうですけれど、とても地味な前兆なので気を付けていないと見落としてしまいますし、前兆発生からブランディッシュスピアー発動までは1秒しかありません。しかも、それを攻撃しながら行わなければならないのです。慣れていなければ失敗は必至でしょう。
 というわけで、練習あるのみ! 避けるタイミングを体で覚えましょう。
 穴抜けの練習に使用するのは殴りリンカー――ではなく、INT型支援プリーストです。練習用としてリンカーではHPが心もとないですし、何よりリンカーで戦うのは本番だけにしたいです。
 INTをカンストしてVITにも振り始めたプリーストに対人バックラーと対物マフラーを装着すれば、ブランディッシュスピアーを一撃くらいは耐えてくれるでしょうし!
 そうと決まれば、練習開始!


プリーストで実験……失敗!

 って、一撃で沈んだー!?
 殴りリンカーの二倍のHPを誇る支援プリーストが完全防護状態で挑んだのに……。周りに居たレイドリックや本なんかを排除するの大変だったのに……!


騎士団はモンスターだらけ

 さすがにレイドリックやライドワードに追い掛け回されつつ練習するのは大変過ぎました。個体数はあまりいませんが、人もモンスターもほとんど居ないお城の庭に出て練習することにしましょう。
 テレポートを駆使して探すことしばし――


居たっ!

 深淵さま発見!
 周りに他のモンスターも居ませんし、さっそく練習再開です。
 深淵さまの右下のマスに移動して、ブランディッシュスピアーが来るまでひたすら自己ヒールをして耐え続けます。リンカーと違って自動回復しませんからね。
 そして通常攻撃を耐えること十数回、深淵さまの挙動に変化が。今だ、右へ――


さやさや君、ふっとばされたー!

 吹っ飛んだー!?
 思い切り失敗! 一見ダメージを受けてないかのようにも見えますけれど、明らかに吹き飛んでいます。当然ダメージは受けていますし、更にSS撮影のラグ中に斬られまくり。当然のように死亡していました。


ラグが明けたら死んでいた

 一撃耐えられる意味無いじゃん!
 SSを撮った瞬間にはもう「お前はもう死んでいる」状態です。SSを撮る限り、死んでしまうのはどうにも避けられそうもありません。かと言ってSSを撮らなければお話になりませんし……日記書きのジレンマです。

 ともかく練習を続けることにしましょう。
 ポタルですぐに戻って来れますし、そのままプリーストで練習を続けることにしました。
 速攻で戻ったグラストヘイムの庭先、先程殺された場所のすぐ近くに再び深淵さまを発見。右下の定位置に立ち、ひたすらヒールで耐えて――今だっ!


また失敗!

 また吹っ飛んだー!?
 やっぱりSS撮影のラグ明けには死んでいました。……むう、自分的には移動しているつもりなのですけれど。タイミング遅いのかなぁ。
 今度はもう少し早いタイミングで試してみようという決意と共に死に戻り、背の高い門を潜り抜けて再び深淵さまのお庭に集います。
 新たな決意と共に深淵さまの斜め右下に立ち、そのときをひたすらに待ちます。
 二度攻撃を受け、ヒール。二度攻撃を受け、ヒール。二度攻撃を受け――今だっ!


回避成功!

 よし、避けた!
 やっぱり先程まではタイミングが遅かったのでしょう。
 今体感したタイミングを元に、もう一度チャレンジ!


また避けた!

 バッチリ回避!
 移動するタイミングをマスターしたのか、その後も快調に穴抜けを成功し続けて、闇鎧が破壊されて闇属性攻撃の直撃を受けるまで生き長らえることが出来ました。
 成功率は7割というところでしょうか。これだけ避けられればリンカーでも行けるはず!
 レッツプレイ!


あ、あれ……?

 あ、あのですね。
 これでも避けたんですよ? 何回かは。
 でも――

 避け続けるのは無理です!
 そもそもですね、今の私の攻撃では深淵さまに一撃で300くらいしかダメージが与えられません。HPが36000もある深淵さまを倒しきるには100回以上の攻撃が必要なのです。その攻撃の間、一撃でも受ければ殺されるという恐怖を感じたままでブランディッシュスピアーに備え続けるというのは非常に困難な作業です。ぶっちゃけ、そんな集中力が私にはありません
 カーリッツバーグも練習のときのように引き剥がそうと思ったのですけれど、回りはレイドリックだらけなのであまり動き回れず……。練習と同じように庭でやれという話もあるのですけれど、やっぱり決戦は敵地真っ只中の騎士団で戦いたいという思いが捨て切れません。
 やはり、今の私では深淵さまを倒す等という偉業は成し得ないことなのでしょうか。

 ……いや、まだです。
 ここで終わってしまっては乙女が廃ります。打倒・深淵さまを果たすまで終わるわけにはいかないのです! こうなったら最後の手段に出るしか!
 次回、反撃の刃 最終回「深淵狩り」をこうご期待!

 バーチャルネットプリーストさやさやはBDSを穴抜けする人達を応援しています。


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平成19年1月9日  反撃の刃 第三話「倒すべき相手」

 最近司馬遼太郎さんの小説を読み始めたんです。手始めに新撰組のお話である『燃えよ剣』を読んだのですけれど、これが思いの外読み易くてはまってしまい、続けて短編集の『新撰組血風録』を読んだら、新撰組好きの友達がいつも「餅をやろう、餅をやろう」って言ってた意味が理解できました。
 次に手にしたのは源平の合戦を描いた『義経』。ようやく上巻を読み終わって、義仲さんと義経の仲がこれからどうなっちゃうんだろう!っとドキドキワクワクしているさやさやです。ごきげんよう。
 ……なのに、本屋さんを四件巡ってもどこにも義経の下巻が無いというのはどういうことか! 先生の他の小説はいっぱいあるのにぃ。

 上下巻セットで買っておくべきだったのはともかく。
 【前回までのあらすじ】
 40Mz近い大金をはたいて手に入れた、殴り魔法系最強の武器『カウンターダガー』。ミミックに続き、グラストヘイムを代表する凶悪なモンスター軍団を次々と撃破して行くさやさや。
 快進撃を続けていたさやさやだったが、最強にして最凶の敵・深淵の騎士の前に敗北を喫してしまう。
 しかし諦めない彼女は再戦に向けた準備を始めるのだった。

 というわけで深淵さまに惨敗してしまったわけですけれど。
 ここで引き下がるわけにはいきません。負けたのはカウンターダガーに頼り切った戦い方に問題があったと思うのですよ。カウンターダガーに頼るのではなく、カウンターダガーを活かす戦い方をするため、自分を鍛えなおすことにしました。

 まずは深淵さまの攻撃に耐えられる基礎体力を養わなければなりません。
 簡単に言うとレベル上げです。
 さすたに早すぎたのでしょう。Lv50台で深淵さまと戦うというのは。せめてLv60台にならなくっちゃね!

 レベル上げをするのは良いのですけれど、何を狩るかが問題です。
 カウンターダガーがあればほとんどの敵と対等に渡り合えるわけですけれど、レベル上げとなるとちょっと話が違って来ます。深淵さまとの再戦を早急に果たす為にも、普段はしない効率重視な狩りをしなければなりません。
 カウンターダガーの最大の利点は敵のFLEEとDEFを無視出来るクリティカル攻撃が出来ることです。それを生かすために最も重要なのは敵のHPと経験値の比率です。
 経験値が高いモンスターでも、HPが高かったら倒すのに時間が掛かってしまい、レベルが上がるのは遅くなってしまいますからね。
 そして、カアヒでダメージを相殺することが出来るとはいえ、ダメージを受けすぎてSP消費が激しくなれば座ったりレモンを連打したりしなければならなくなってしまいます。防具はあり合せのものをしているだけですし、防御面では無難な相手を選びたいところです。
 そしてある程度連続で倒せるくらいの個体数が居なければ話になりません。そのマップに生息する他のモンスターとの兼ね合いも重要です。

 それら、あらゆる角度から検討した結果。最も効果的な相手は――


アルデバラン時計搭にて

 カビであると判明!
 カビことパンクは風属性であるためFLEEが高く、その分HPが低いのです。
 小型なので短剣で100%のダメージを与えられますし、土属性を武器に付与すれば150%にダメージを増強することも可能です。
 防御面で見てもカビから受けるダメージは200〜250程度とカアヒLv1で済む上、私のFLEEで約8割避けることが出来るのでSP消費量がかなり抑えられます。カビは攻撃速度もきわめて遅いので、複数のカビにたかられても全く脅威になりません


いくらでも掛かって来なさい!

 カビ狩りということで、最初は火マジでお馴染みの時計搭2Fで戦っていたのですけれど、カビ生息数最大を誇る上にほとんど人が居ない時計搭地上1Fに狩りの場を移しました。
 火マジのときはラグが発生する度に死んでいたのですけれど、カアヒはラグ中でも自動的に回復してくれるため全く何の心配なく狩りをすることが出来ます。

 ひたすらにカビ、カビ、カビを狩りまくり。
 自分が握っているのがカウンターダガーなのかカビキラーなのか分からなくなってくるくらいに狩りまくりました。
 たまーに出てくるライドワードは相手にしていると効率が悪過ぎる上、カアヒをLv3に掛け直さないと戦えないので無視してハイジャンプ!
 人が居ないからこそ出来る芸当です。
 でも……あんまりにもカビキラーばっかりしていると気が滅入ってしまうので、たまには気分転換で攻撃!


このっ、カビの生えた本がー!


カビに埋もれてしまえ!

 ライドワードを撃破しても、誰も居ないので空しい限りです。
 2Fはマジさんやセージさんを中心に大人気の狩場なのに、この1Fはたまに通り道として人が通るくらいで全く人影がありません。
 なんで誰も狩りしてる人が居ないんだろうと思っていたら、一休みに戻った町中で理由を実感しました。


アイテム袋がカビだらけ

 ドロップがマズ過ぎるんだ!
 黄ジェムも手に入りますけれど、それにしたって消耗品が安過ぎます。カビが落とすレアアイテムもいっぱい手に入ったのですけれど――


いっぱい出たけど、見た目からして……


やっぱりおしゃぶりか!

 ペット用装備アイテムなんていらないよ!
 ペットデビルチなんて滅多に見ないし、居たとしてもこんなにいっぱいいらないし!


売り払ってもゴミのような値段

 売ってもレモンの足しにもなりません
 露天での販売価格も100zくらいというゴミっぷり。誰も来ないのも納得です。
 人どころかロボコンさえも寄り付かない狩場に篭ること数日。



派手な天使と共にレベルアップ!

 ついにLv62まで上がりました!
 これで深淵さまの通常攻撃三発分くらいのHPは得られたことでしょう。ちなみに第一話でお見せした能力値はこのLv62のときのものだったりします。
 あの敗戦の時と比べてレベルが四つも上がりました!
 これだけ上げれば十分でしょう。そもそもこれ以上カビを狩り続ける気力もありませんし。

 戦い抜く体力を付けた次は、深淵さまのスキル対策です。
 Lv62になったとはいえ、一撃で最大HPの数倍のダメージを受けるのは変わりませんからね。
 まず、一番痛い闇属性攻撃はバースリーカード刺し防具を急造して対応です。


バースリーカードinシルクローブ

 友達に貰ったバースリーカードを、露天で安かったシルクローブに刺して闇属性攻撃対策は完璧。
 最後は最も困難なブランディッシュスピアー対策です。
 闇属性攻撃はカードで対策が練れましたけれど、ブランディッシュスピアーは自力でなんとかするしかありません。
 ブランディッシュスピアーを回避する方法は二つあります。

 一つはハイディング。
 ハイドクリップなどを装備しておき、敵がブランディッシュスピアーの仕草をしたら即座にハイディングで隠れるのです。
 ハイディングを見破れるのは悪魔型と虫型のモンスターだけです。深淵さまは人間型ですし、お供のカーリッツバーグも不死型なので見破られる心配はありません。
 ……しかし。魔法で戦うマジシャンや支援プリーストのような後衛職ならばともかく、前衛職としてガチンコにバトルする殴りリンカーが敵の攻撃から隠れるだなんて――堪えられません。
 正面から戦ってこそ、です!

 というわけでもう一つの方法。
 それはブランディッシュスピアーの穴抜けです。
 agidex99.netさんに詳しいやり方が載っていたのですけれど……残念ながら一昨年の5月に閉鎖されてしまいました。
 というわけで、次回はブランディッシュスピアーの穴抜けを説明しつつ実践したいと思います!

 バーチャルネットプリーストさやさやはカビキラーな人達を応援しています。


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平成19年1月7日  反撃の刃 第ニ話「最凶の敵」

 レジストウィンドポーションを使った画期的なシステム(空を飛んだり空中戦をしたり出来るらしい)の実装が大々的に発表されたのですけれど、開発者の方が「このゲームもうやだ」と言って逃げてしまったために実装中止になったという初夢を見たさやさやです。ごきげんよう。
 テストサーバでは途中まで実装されてて好評を博していたんですけど、本サーバまで来ませんでした……。

 多分空中浮遊状態のドット絵を描くのが面倒臭かったに違いないのはともかく。
 【前回までのあらすじ】
 40Mz近い大金をはたいて手に入れた、殴り魔法系最強の武器『カウンターダガー』。クリティカル率が飛躍的に上昇するこの武器を使い、宿敵ミミックを撃破したさやさや。調子に乗った彼女は各地を転戦し、強敵達を次々と打ち破ってゆく。
 しかし、何かが物足りない。
 それが何なのか気づいたとき、彼女の足はすでにその場所へと歩を進めていたのだった。


グラストヘイムよ、私は帰ってきた!

 というわけで強いヤツに会うために、やってきましたグラストヘイム。騎士団、監獄にカタコンベ。数あるグラストヘイムの難関マップの中で選んだのはこの場所です。


グラストヘイム城 玉座

 グラストヘイム城2F!
 パーティを組めば何とか来れるけれど、気を抜けば全滅も珍しくないこの場所をやっぱり選んでしまいました。この場所にはグラストヘイムの全てが詰まっていると言っても過言ではないでしょう。
 というわけで、まずは小手調べ。


vsレイドリック

 グラストヘイムでも標準的な強さを誇るレイドリックに戦いを挑んでみました。
 受けるダメージは400〜600というところでしょうか。結構痛いです。更に大型モンスターなのでサイズ補正で短剣ダメージが50%に落ちてしまいますけれど、聖属性を付与とカアヒLv3を掛ければ五分のバトルに持ち込めます。
 食らえ、クリティカルスラーッシュ!


レイドリック撃破ー!

 HPがわりと高いので時間が掛かってしまいましたけれど、危なげ無く勝利! SP消費もたいしたことありませんでした。
 楽勝!

 続く対戦相手は――お前だー!


vsライドワード

 こいつもミミックに次ぐ私の怨敵です。
 必要Hitがわりと高めな上に必要Fleeが異様に高いため、いつも私のAGI型キャラクターを困らせる憎いヤツです。
 しかーし!
 今の私はHitに関わらずほぼ命中なクリティカル率100%!
 そして、全ての攻撃を被弾しても全て回復してしまう無限リジェネレーション状態!
 負ける道理は一つも無いわー!


ライドワード撃破ー!

 無属性な上にHPがものすごく高いのでかなーり時間が掛かってしまいました。途中、近くに沸いたモンスターがこっちに来るんじゃないかとヒヤヒヤしましたけれど、なんとか無事に勝利!
 SPを三分の一も消費してしまいました。
 本の癖に……あなどれない!

 ともかく次の対戦相手――貴様だー!


vs彷徨う者

 来たなハゲめ!
 携帯電話の恨み、CMで不快な気持ちにされた恨み、今こそ晴らしてやるー!


彷徨う者撃破ー!

 悪は滅びるさだめなり。
 手の速さと周りの援護には冷や汗を掻きましたけれど、前の二体に比べると中型で属性も乗るので割合楽に倒すことが出来ました。
 しかし、やはりここはグラストヘイムですね。
 他の場所ならばカアヒLv1(一回ダメージ受ける毎に200回復)でも全然平気なのに、ここではカアヒLv3(一回ダメージを受ける毎に600回復)を掛けなければあっと言う間に死んでしまいます。全弾被弾はやっぱり恐ろしい!

 ともかく、ここまで来たんです。最後の対戦相手――行けー!


vs深淵の騎士

 深淵さま、お覚悟めされいっ!
 深淵さまは大型なのでサイズ補正が掛かってしまいますけれど、聖属性付与によって相殺!
 深淵さま対策のためだけに取ったカアヒLv4(一回ダメージを受ける毎に800回復。普通に狩りをするだけならカアヒはLv1で十分)でダメージも相殺――


深淵の騎士さまに撃破されたー!

 し切れませんでした
 不意打ちが多い城2Fから騎士団まで遠征して、近くに居たレイドリックを引き剥がしてガチンコに持ち込んで、多少削られつつも通常攻撃はそれなりに相殺出来ていたのだけど……
 ブランディッシュスピアーは絶対無理ー!
 だってですよ、一撃で最大HPの2〜3倍くらいダメージを受けるんですよ!
 さ、さすがのカウンターダガーとカアヒLv4を持ってしても深淵の騎士さまには勝てません……でした……ゴフッ

 でも、一度や二度の失敗で諦めるさやさやさんではありませんよ!
 今のままでは勝てないというのなら、対抗策を練ればいいのです。負けないぞっ!

 バーチャルネットプリーストさやさやはカウンターダガーで不可能を可能にする人達を応援しています。


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平成19年1月4日  反撃の刃 第一話「手にした力」

 明けましておめでとうございます。今年も一年一年駆け抜けちゃおうと思いますので、皆様よろしくお願いしますなさやさやです。ごきげんよう。
 人生は一か八か、思い立ったが吉日で行きまっしょい!

 新年早々テンション上げて行ってるのはともかく。
 ところでこのSS見てください。これをどう思います?


すごく……大金です……

 38Mz!
 レベルこそ低いままですけれど、伊達に5年もラグナロクをやっているわけではないのです。青箱ギャンブルも精錬ギャンブルもせずにコツコツと増やしていった資産は普段、装備に姿を変えて倉庫に眠っています。
 INTプリーストのメイン装備を残したとしても、倉庫に眠っていたGvG装備や今は居ない騎士の装備、アコライトセットの一部。私には宝の持ち腐れなトリプルボーンドチェインも売り払ってしまえばこれだけの大金になるのです。
 もちろん、お金いっぱいあるでしょーと自慢するために換金したわけではありません。ちゃんと理由があっての換金です。
 これだけのお金を注ぎ込んで何を買うのかと言いますと――




カウンターダガー!

 カウンターダガーです!
 カウンターダガーというのはマジシャン系の職業のみが扱える(ソウルリンカーはマジシャン系の仲間らしいです)という特殊な短剣で、なんとクリティカル率が90%も上がるという脅威の性能を誇ります。単体性能で言えば、クワドロプルクリティカルバリアスジュルを装備したアサシンさんよりもクリティカル率が高いという超絶すごい武器なのです。
 ただあまりの値段の高さに購入を躊躇していたのですけれど、思い切って家財道具を売り払って買ってしまいました。
 ……ちなみに、40Mzというのはカウンターダガーがまだ市場に出回っていなかった、実装された当初の価格です。今現在は10Mzを切っていますが、それはそれ。
 実を言うとこの日記は3ヶ月程前のお話だったりします。

 ともかく、全財産を注ぎ込んでまでこの武器を手に入れた理由。それは……復讐です!




カウンターダガーならミミックだって楽勝!

 以前戦いを挑んだときにはカウンターダガーの下位装備である包丁(クリティカル率30%上昇)を使ったため、せっかくのクリティカル率がミミックのLuk(110)に相殺されてしまい、ほとんどクリティカルを出すことも出来ずに敗れ去ってしまいました。
 しかし、今回の私は違います。
 クリティカル率90%上昇のカウンターダガーに加え、安売りされていたクリップオブカウンターを2つ装備、更には心持ちLukも上げて――


クリティカル率100%!

 クリティカル率100%を達成したのです!
 敵のLukによってクリティカル率は軽減されてしまいますけれど、これでほぼ確実にクリティカルを出すことが出来るのです!
 ちなみに、防具まで揃える余裕が無かったために防具はプリーストのメイン装備を流用しています。盾は流用出来なかったため、素の店売りガードだったりしますけれど、それはそれ。
 ラグ中でもHPが自動回復する無敵のリジェネレーションスキル・カアヒさえあれば防御力なんて飾りですよ!

 最強の盾であるカアヒに加え、最強の矛であるカウンターダガーを手に入れた私。ミミックへのリベンジを果たして自信も獲得し、色々な狩場へと赴きました。


GDでクリティカル

 ゲフェンダンジョンでナイトメアやデビルチを屠ったり、


王陵でクリティカル

 龍の城ダンジョンで虎人や土精さんを屠ったり。
 テコン系のメインスキルである自己属性付与と組み合わせればまさに無敵です。私TUEEEE状態です。敵の回避率も防御力も無視するカウンターダガーさえあれば何処にでも一人で行けてしまうのです。
 何処にでも行ける――。
 そういう状態になったとき、最初に思い浮かぶ場所がありました。
 亀島? ニブルヘイム? 生体研究所?
 Non!


グラストヘイムでクリティカル

 グラストヘイム古城に決まってます!

 バーチャルネットプリーストさやさやはカウンターダガーで殴る人達を応援しています。


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