◇さやさや占い◇
平成17年10月くらいの運勢 | |
STR型のひと | 運動会の季節ですね。パワー溢れるあなたはあらゆる競技で大活躍! ですが、自分の力を過信しがちです。もっと仲間を信じましょう。勝利の鍵はチームワーク! |
AGI型のひと | 俊足を誇るあなたは運動会の華・リレーに徒競走に大活躍! ただし無理は禁物です。運動会は個人競技ではないことを肝に銘じましょう。勝利の鍵はチームワーク! |
VIT型のひと | ドンと構えたあなたは騎馬戦の騎馬に組体操の土台にと大活躍! ただ、張り切り過ぎて怪我をしてしまう可能性も否定できません。仲間との連携を大切にしましょう。勝利の鍵はチームワーク! |
INT型のひと | 頭脳明晰なあなたは運動会の運営に水面下の謀略にと大活躍! ただし一人で全てを背負い込むと思わぬ落とし穴に堕ちることも。信頼できる仲間と相談し合いましょう。勝利の鍵はチームワーク! |
DEX型のひと | 器用で手際の良いあなたは運動会準備に玉入れにと大活躍! ただし一人で出来ることには限界があります。仕事は分担して行いましょう。勝利の鍵はチームワーク! |
LUK型のひと | 仲間を信頼? チームワーク? そういうのは日々自分を磨き、努力を続けてる人じゃないとあんまり説得力がありません。あなたは運を天に任せて突き進むしか無いのです。勝利の鍵は(自分を)信じる心! |
友達百人出来るかな / 入学しました |
平成17年10月27日 | 友達百人出来るかな | ||||||||||
大丈夫です、私は生きてます。あまりにも間を空け過ぎてご心配お掛けしてしまったさやさやです。ごきげんよう。 実は今、ラグナロクがベースになっていたりもしないオリジナルな物語を書いているのです。前々から書きたいなぁと思っていたものなので、それを書くのが楽しくて日記を書くのが後回しになっちゃっているのですね。 とは言え日記の方も間延びし過ぎるのはマズいので、適度に書いていこうと思います。 なんだかもう月に一回くらい読みにくれば十分ぽいサイトになっているのはともかく。 【前回までのあらすじ】 何となく思いつきでヨーグルティングを始めてしまったさやさやは、ポップでリリカルな雰囲気に惹かれて公立エスティバー学園へと入学した。生まれた時から持っていた木刀を片手に学園狭しと大暴れ――するはずだったのだが、現実は厳しかった。余裕綽々で挑んだ最初のステージでやられてしまう。 何度トライしても到達できないゴール。孤独な戦いに疲れ果て、へこたれる寸前になっていたそのとき。さやさやの耳に誰かの声が届いた。 「こんにちは」と。 この新感覚学園MMORPG・ヨーグルティングでは、一風変わった戦闘フィールドを採用しています。 ラグナロクのように誰もが一つの狩場を共有するのではなく、自分で専用の狩部屋を作れるシステムを採用しています。これによって狩場に人が溢れたり、ターゲットが被るなどのトラブルを未然に防ぐことが出来るのです。 しかし、このシステムも良いことばかりではありません。 自分で自由に狩部屋を作れるということは、逆に見知らぬ人と知り合うのを『偶然』に頼ることが出来ないのです。誰かの作ったフィールドに入る、もしくは誰かが入ってくるのを待つしか、戦闘フィールドで見知らぬ人と出会う機会はありません。 ラグナロクのように、たまたま狩場で隣に居た人と仲良くなった、なんてことが無いのですね。 見知らぬ土地で見知らぬ人に話し掛けるのはとても大変なことです。しかもヨーグルティングでは、「人の作ったフィールドに入る」という状況です。気分的には見知らぬ人の家を突然訪ねるのに似ているかもしれません。相手に拒絶される可能性も無いことは無いでしょう。 まぁ、そんな可能性まで考えてたらネットゲームなんてやってられないのですけれど。 ともかく、人のフィールドに入るという行為はとても勇気の必要なことなのです。 声を掛けてくれた方はそんなことをものともせずに、私のフィールドに入ってきてくれたのです。これはもうお友達になるしかありません。いえむしろ、入ってきた時点で既にお友達になっていたと言っても過言では無いのではないでしょうか。
挨拶に始まり好きな食べ物や好きな歌手、座右の銘まで語り合い――はしませんでしたが、それなりに打ち解けた私たちはこのマップの攻略に乗り出しました。 二人に戦えば手数は二倍で受け持つダメージは半分、喜びは二倍で悲しみは半分、湧き出す気力は無限大です! 二人の力を合わせれば、箱モン(箱型モンスターの略)が来ようともやられる理由など無いのですよ!
長大な木刀を持って近づく箱モンどもをけん制し、薙ぎ払い、打ち倒す。「校内のガラスを全部割って回ってやるぜー!」という勢いで木刀を振り回す、そんな私とは違って彼女は木刀を装備していません。 もしかしたら徒手空拳マニアなのでしょうか。きっとフェイヨンとか素手で行っちゃうタイプの人に違いありません。 そういうことなら、殴りプリを自称する私が負けるわけには参りません! 「剣など要らぬ、両の肩から伸びるこの二本の腕こそが私の得物だ!」とばかりに装備から木刀を外して箱モンの群れへ突撃。 乙女ならやってやれ in ヨーグルティングだー! 身軽になった両腕から繰り出される高速の拳で箱モンどもを連打、連打、連……っと? 攻撃が出てない!?
このゲーム、武器を外したら攻撃出来なくなるぽいです。 みるみる内に減っていくHPバー。慌てて木刀を装備して箱モンを薙ぎ払いました。どうやら『素手』という攻撃方法は存在せず、ナックルぽい武器を装備して始めて徒手空拳で戦えるみたいです。 また死んじゃうところでしたよ、危ない、危ない。 徒手空拳を求める気持ちは「余ってるから後であげるよー」という彼女の好意に甘えさせてもらうことにして、さっさとこの場をクリアしちゃいましょう! 彼女が殴り、奇妙な光を放ち、私が薙ぎ払う絶妙なコンビネーション――というか好き勝手な大暴れによって箱モンの群れは全滅。ついに――
八度目の正直で華麗にクリアー! 八度目という時点で既に華麗とは程遠いというツッコミは無しの方向でお願いします。つっこむといじけるゾ! そういえば。このゲーム、アイテムは我らがラグナロクとは違ってモンスターが直接落とすのではなく、どうやら戦闘終了後に活躍に応じて分配されるシステムのようです。これってもしかして、アイテムルート(他の人が出したアイテムを許可無く拾う行為)対策? PKも無いみたいですし、狩場も各自で自動生成出来ちゃいますし、人と諍いになる要素をなるべく排除しようとしているのかも……? 考えすぎかなぁ。 閑話休題。アイテムも貰えてご満悦で通常学園マップに戻ると、そこは一緒に戦っていた彼女の溜まり場でもあったのか、彼女の友達が――
なんだか落ち着きの無い動きで出迎えてくれました。静止画のSSでは分かり辛いですが、なんか常時クネクネ揺れてるんです。 そういえば二人とも耳にポップでサイバーな感じのヘッドホンをしてますし、ダンサーさんなのかもしれません。 このとても素敵な動きを見ていて一番最初に頭によぎった言葉はビバ!よさこい祭りだったのは秘密です。 ただ、ちょっとだけ。ほんのちょーっとだけ、カッコ良いというよりも面白い動きだなぁと思ってしまうのは私のセンスの問題なのでしょうか。あ、勘違いしないで下さいね、面白いというのは褒め言葉ですよ? 地域密着型の踊りにはそこでしか味わえない味があるものなのです。 その動きから、よさこいダンサーズと命名しようとしていたら――
なんか変身した!? さっきまでよさこいおけさを踊っている地元の有志という感じだったのに、サッと服を着替えた瞬間、ヴィジュアル系ミュージシャンによるコラボレーションな感じになってしまいました。 動きは同じなのに、服が変わるだけでこんなにも印象が変わるとは……。 3Dゲーム最大の特徴でもある服着替えシステムを目にして大興奮。二人の華麗な踊りに声援を送っていると、「君も一緒に変身しようぜ!」とばかりに服を頂いてしまいました。
ちょっと豪華な感じにへんし〜ん! 手芸部の方々が改造したという手芸スカートと、ナース靴によるニーソックスの白化によって、ポップでリリカル度が格段にアップした気がします! 気分ノリノリで、勢いに乗った私たちはこのままモンスター退治に行くことに。協力プレイで一階廊下を制覇した私たちが次に目指すのは二階廊下。ここで何やらアイテム集めをするらしいです。 クエストがどうとか詳しいことはよくわかりませんが、ともかく行ってみましょう!
やってきました二階廊下。 モンスター自体は一階と同じ箱モンなのですが、パズルゲームの要素が加わっているらしく、道行きには様々な仕掛けが施されています。荷物を持ち上げて運んだり、ブロックを押して道を開いたり。 パズルを解いている間は戦闘行動が取れないのですが、モンスター達は容赦無く襲い掛かって来ます。モンスターも障害物になるこのゲームで、荷物を持ち上げた状態で囲まれてしまったら、荷物を降ろすことも出来ずに死ぬしかないでしょう。もし一人で挑むとしたら危険極まりないミッションです。しかし私たちは一人ではありません。 仲間がモンスターを防いでいる間に誰かが荷物を運んで突破口を開く。そこから突入した仲間がモンスターを迎撃している間に荷物を置いて共に戦う。誰かが囲まれたら他の仲間が引き剥がして分散する。 仲間と力を合わせて戦い、足りない部分は補い合う。 前回の私に足りなかったのは、この「仲間と共に戦う」ということだったのですね。最も基本的なことですが、システム的に序盤は一人で戦うMMORPGが多いので、その勢いで一人でやろうとしてしまいました。 このゲームは序盤から普通に範囲攻撃や必殺技が使えますし、モンスターはめいっぱい沸くので、一人でやってもそこそこ爽快で楽しいです。でもやっぱり、みんなでワーッと戦った方がその数倍楽しいのです。 せっかくの学校なんだし、友達をいーっぱい作らないとねっ! そうこうしている間に新たにもう一人仲間が加わり、戦力は更に増強。向かうところ敵無しとなった我ら学園探検隊(仮)は快進撃で箱モンどもを薙ぎ倒していきます。 無敵、無敵ぃぃー!!
って、また死んだー!? な、な、な、何故にー?! これだけ人数居るのに、モンスターは一階のと変わらないはずなのに、レベルだって1つ上がったのにぃぃぃ! 範囲攻撃がある、仲間も居る、これ以上何が私に足りないと言うのでしょう。 自問自答していたのがいけなかったのか、誤ってバトルフィールドを抜け出してしまいました。急いでフィールドに戻ると――
違う人のフィールドに入ってしまっていました。 しかし、そこには居たのです。 私に足りないモノを体現した人が。 ――――――――――つづく
バーチャルネットアコライトさやさやはパーティプレイを応援しています。ちなみにサーバはハーモニカだと思います。多分。実はまだ一回しか入ったことがないのでうろ覚えだったり。 |
平成17年10月9日 | 入学しました | ||||
前回の冒頭でPS2化されると喜んでいた「マリみてみたいな」ゲーム。なんと、アニメ化までされちゃうらしいのです。 そんなわけでアニメ前にゲームをするべきか、ゲーム後にアニメを見るべきかと嬉しい悲鳴を上げているさやさやです。ごきげんよう。 ほら、同じ物語だと後に見た方のインパクトが薄れるじゃないですか。あ、でも「あの物語が動いてる!」という感覚も捨て難いかもっ。 獲らぬ狸の皮算用をしているのはともかく。 前にですね、MSNメッセンジャーの広告欄に「ヨーグルトを食べてブルガリアに行こう!」とか何とか書かれた宣伝フラッシュがあったのですよ。最近の牛乳メーカーは太っ腹だなぁ、明治かなぁと思っていたら――― ネットゲームでした。 ヨーグルティングと言えば「ファンタジー学園物」ということで発表当時からかなり興味があったのですが、ネーミングセンスに疑問があったためにスルーしていたんですよね。だって、ヨーグルトとか全然関係ないじゃん! でも、この「ヨーグルティングだからブルガリア」というストレート過ぎる駄洒落に強い感銘を受けてしまいました。どうやらもう応募期間終わっちゃってるみたいですけれど――
入学しちゃいました。 ちなみにヨーグルティングの世界には元気で爽やかな「公立 エスティバー学園」と、気高く優雅な「学校法人 宵月学院」の二つの学園があります。 気高く優雅な宵月学院で「ごきげんよう」とか言うプレイも良かったのですが……。入学選択画面を見たら、リリアン女学園というよりも東京魔人學園な雰囲気だったためエスティバー学園にしてみました。 伝奇モノも悪くないけれど、まずは普通の学園でっ。 舞台設定はこんな感じです。 ファンタジーな世界ではあるけれど、ごくごく平凡な学園に通っていた生徒たち。 しかし、何だかよくわからない不思議現象によって授業が行われなくなってしまいました。学園内外にモンスターまで現れちゃうし、先生達もほとんど居なくなっちゃったし、さぁ大変。 少数残った先生たちも何だかよくわからない不思議状態で、事態の収拾なんて図ってくれそうもありません。 そこで。生徒会が中心となって校内の秩序維持と原因究明をすることになったのです。さぁみんな、何だかよくわからないけどモンスター共を蹴散らして元の日常を取り戻そうぜぃ! と、こんな感じです。 何だかよくわかりませんが、とにかくモンスターと戦うのがメインなゲームのようですね。ファンタジー授業とかが無いのがちょっと残念。 モンスターとの戦闘も普通のMMORPGとは違っていて、フィールド上をのそのそと歩いているわけではなく、なんだかよくわからない不思議空間にいるみたいです。 特定の場所(校舎の廊下とか校庭の隅とか)にある異空間制御装置っぽいのでバトルフィールドを作り、その中で戦うことになります。 モンスターが学園内を徘徊してたらちょっと荒廃した感じになっちゃいますし、妥当なシステムなのかも。 イメージ的にはハンゲームとかのネットワーク対戦型ミニゲームみたいな感じでしょうか。異空間制御装置操作画面(待機ロビー)でフィールド(対戦ルーム)を作り、そこに一人もしくは複数人で入ってモンスターと戦い、活躍に応じてアイテムが貰えるという流れです。 場所毎に複数のフィールドが作れるので、モンスターを探して歩き回ることも、狩場が被っちゃってもめるようなこともありません。まぁ、偶然の出会いとかも無いのですけれどね。 というわけでさっそく、一番初級らしき場所(学校の廊下に箱型の最弱モンスターが大量発生したから退治しろーというイベント)で部屋を作ってみました。 ラグナロクで言えばポリンが大量にわいてるフィールドと言ったところでしょうか。楽勝、楽勝っ!
わっ、ちょっと数が多いですね。しかも全部が全部アクティブに攻撃してきますし。 でも大丈夫、巨大な木刀は伊達じゃありません! この武器は前方を薙ぎ払うように振るうため、複数のモンスターを同時に攻撃できるのです。初期装備武器が範囲攻撃とは、なかなか爽快なバトルです! なんとか箱の群れを一掃してひと段落。最弱モンスターとはいえ、数が居るとなかなか大変です。ダメージもちょっと受けちゃいましたし。立ってればその内回復するのかな? まぁいいや。さっさとこのフィールドをクリアして、外でゆっくり落ち着くとしましょう!突撃ー!
って、わき過ぎ、わき過ぎっ! ちょっ、まっ、それはマズいって! 無理、この数は無理があるからっ! 目の前の箱を薙ぎ払っている間にも後ろから攻撃され、後ろを振り向けば今度は前が。四方八方からポコポコとぶつかられてしまっては、範囲攻撃と言えども対応し切れません。 ひ、ひとまず距離を取って……って、なんか動けないし! 仰け反り中というのもあるかもしれませんが、どうやらモンスターも障害物という扱いらしくて通り抜けることができないのです。 それならば、と覚悟を決めて木刀を振るいます。通常攻撃、必殺スキルを駆使して奮戦するのですが―――
あえなく轟沈。 最初のステージで死んでしまうなんて! でも、一回死んだくらいでへこたれる私ではありません。勝てなかったら勝つまでやる。それが、乙女の心意気というものです! 行くぞ、箱型ー! 轟沈。 まだまだっ、この程度でへこたれる私ではないぞー! 轟沈。 くっ、くそう。負けるもんかー! 轟沈。 部屋を作っては挑み、作っては挑み。……と、六度ほど繰り返した頃でしょうか。ふと、思いました。 これは無理なんじゃないだろうか、と。 一匹づつおびき寄せようとしてもみんなついて来ちゃうのでノーダメージで倒すことが出来ません。かなり数が多いのでどんどんダメージが蓄積して行って……。わりと惜しいところまでは行くのですが、どうしても最後まで到達することが出来ません。 倒す毎にモンスターの出ない場所で休むという手もあるのですが、さすがにそこまで悠長な性格はしていません。 くっ……、どうすれば……! 七度目の挑戦。またダメかなぁと半ば諦めつつ数体の箱モンスターと戦っていると―― ×××「こんにちはー」 他には誰も居ないはずのフィールドに、私以外の声が響き渡りました。 ―――――――次回へつづく バーチャルネットアコライトさやさやはヨーグルティングを応援しています。 |