昔 の さ や さ や 日 記

(さやさや日記の過去ログです)

◇さやさや占い◇

平成16年7月くらいの運勢
STR型のひと 前から気になっていたあの人に告白!OKの返事を貰えます。しかし、幸せは長くは続かないものです。
AGI型のひと 大好きなあの人とついに結婚!しかし、別キャラで重婚しているという噂が。信じたい。信じたいけれど…。
VIT型のひと 妻(夫)の別キャラの結婚式に呼ばれます。目の前が真っ暗になります。
INT型のひと 妻(夫)の別キャラが別の結婚相手とイチャイチャしているのを目撃。ドス黒い気持ちが生まれます。
DEX型のひと 結婚記念であげた激レア頭装備を別の結婚相手がしているのを目撃。愛情が憎悪に変わります。
LUK型のひと あなたの手に握られているのは真っ赤に染まったS4ナイフ、そして足元に転がっているのは妻(夫)の物言う骸。ROでは死んでても発言できるのでメチャクチャ罵倒されます。
◇平成16年7月◇

強襲!ヴァルキリーレルム FINAL「たった一人で戦況を変えうるモノ」

平成16年7月13日  強襲!ヴァルキリーレルム FINAL「たった一人で戦況を変えうるモノ」

 皆さんお久しぶりです。休養しすぎて日記どころか挨拶とかさえどう書けばよかったのか忘れてしまったさやさやです。えっと、ごきげんよう?
 とはいえ、光回線という前に比べると6倍くらい速い(シャアの更に倍!)超高速環境を手に入れたことによって、パワーアップしたことは間違いないでしょう。
 (更新速度は変わらないどころか更に遅くなる可能性があります。ご了承ください)
 これからは今まで以上に獅子奮迅に駆け回りながら七転八倒し、盛者必衰の理を表しつつ画竜点睛を欠く感じで阿鼻叫喚なもう何が何だかわからない感じの日記を書いていきたいと思います。そんな私の大活躍(?)をまた見守ってくださいね!
 それでは、さやさや・第三期シリーズはっじまっるよ〜。

 さてさて。復帰第一回目となる今回は、前回ドタバタしていて書けなかった攻城戦のお話をしたいと思います。ちなみに今回からは攻城戦でのエンブレムとギルド名にはモザイクを掛けないことにしました。名前とか役職にはもちろん掛けますけれども。
 攻城戦ではエンブレムが頭の上に表示されていますし、城を取ればギルド名が放送されるのです。攻城戦に参加している以上、エンブレムや名前を知られたくないということはあまりないと思いますしね。でも、「ここに掲載されるのはちょっと…」ということがありましたらお気軽にご連絡くださいな。速攻でこっそりとモザイク掛けておきますです。
 前置きはともかく。今回参加したのは、私の最近(と言っても一ヶ月くらい前の話ですが)のマイフェイバリットであるこのキャラです。


Irisのウィザード『さやさや』(注・INT型です)

 ウィザードはじめました。(冷やし中華はじめました風に)
 Irisには攻城戦用に作ったセージ『さやさや。』が存在しています。しかし、あまりにも重い攻城戦中には各種スキルは不発を連発、ジェムを大量消費する地面設置系の技なんて使える状況ではありませんでした。
 そうなってしまうと、ファイアボルトや火壁を断続的に撃ったり撃たなかったりするだけという、マジシャンとほとんど変わらない存在になってしまうのです。大魔法を連発するウィザードさんの隣で、同じ2次職なのにぽへぽへと攻撃するしかないその姿はあまりにも悲しいです。
 そんな悲しさのあまり、思わずウィザードを作ってしまった、というわけなのです。大魔法とか一回使ってみたかったというのもありますけれど。

 もちろんセージも消したわけではありませんよ?噂ではマイグレ後は攻城戦の参加人数も減って、前よりも軽くなったのかランドプロテクターが発動することがなきにしもあらずらしいのです。きっと、彼女もいつか攻城戦に返り咲くことでしょう。

 ということで、今回の攻城戦はウィザードで参加です。
 「タイトルにあるバーチャルネットプリーストって何かこのHPと関連のある言葉なんですか?
 とか聞かれちゃったりしないでもないのですが、そこは、その、ほらっ、あれですよ!いつもいつもプリのレポートばっかりだとマンネリ化して読者の方も飽きてしまいますし、他の職業の立場に立った攻城戦レポートというのも重要じゃないかとおもうんです。そもそも、メインじゃないサーバでアコライトからプリーストまで育てるなんて、私には無理なんですよっ!
 何も考えずにただ楽しんでるだけ、ではないのです!…たぶん。

 言い訳がましいのはともかく、今回も防衛に当たる砦はIrisサーバの晴子さんのところです。最初の頃こそ何も考えずにその場の勢いに任せて参加していた私ですが、幾度も戦場を共に駆け、戦友と言っても過言ではない感じになってきている今日この頃はちょっと違います。
 ギルド構成なんかも把握しちゃいました!(いや、攻城戦するなら味方が誰かくらい最初から知っていようよ!)
 どうやら晴子さんのところは、固定的に4つのギルドが同盟を組んでいる一つの巨大組織らしいのです。
 私が参加しだした初期の頃から同盟を組んでいる『Ψ侍の心Ψ』さん、晴子さんがマスターを勤める『Air』さん、そして『Gram∋aters』さんと『アンドロアルフュス』さん。これら4つのギルドの頭文字を取って通称『SAGA同盟』と呼ばれる大同盟になっていたのです。

 これだけ巨大な組織になると、攻城・防衛も大人数で行うことができます。しかし、良い事ばかりではありません。組織が大きくなればなるほど他のギルドにも目をつけられて、敵も多くものなのです。
 こんな風に。


砦前で燦然と輝きを放つ軍団

 オーラバトラー多すぎ、多すぎっ!
 突如として砦前に集結したオーラを放つ人々。よく見てみると、そのほとんどが同じギルドに所属しているじゃあないですか!目視で確認しただけでも8割以上のオーラバトラー率を誇るという脅威の戦闘集団、見た目だけで負けちゃいそうな雰囲気です…。
 とはいえ、数の上ではこちらの方が圧倒的に優勢のはず。戦争っていうのはですね、物量で決まるんです!いくら個々の戦闘能力が高かろうとも、圧倒的な物量差の前では蹂躙されるのみなのです。一体で戦況を変えうる存在なんて、アニメの中のスーパーロボットだけなんですよっ。
 これはアニメじゃないんです!一次職パーティで金ゴキを倒した上に金ゴキカードを手に入れたり、ファイアカタナで火属性のジャックを一撃必殺したり、ソニックブロー一発でドッペルゲンガーを倒せちゃうようなアニメとは違うんですよっ!!

 と、このときのさやさやは本気で思っていた。しかしその後、自分の認識が間違っていたことを最悪の形で知ることになる―――

 な、なぬ。変なナレーション入れないでよっ!
 え、えっと…。まぁ、ともかく。いかに敵が強大であろうとも、たとえそれが命を懸ける戦いであっても、私たちは一歩も引きません!それがSAGA同盟なのです!数の暴力でゴーゴーなのです。
 なんてことを考えていると、攻城戦開始時間になりました。ブレスOK、速度増加OK、キリエ・マニピカまで掛けてもらって、エナジーコートもバッチリ展開中!さぁ、いきますよ。攻城戦、スタートーッ!


お急ぎのところ大変申し訳ありませんが、一旦お戻りください

 相変わらず詰まってるし!
 言うまでもありませんが、攻城戦開始時に砦内で初期防衛に当たれるのは砦を支配しているギルドのみです。同盟ギルドであろうとも、例外なく開始と共に砦外に放り出されてしまいます。そんなわけで、攻城戦開始時は砦前に防衛側同盟ギルドと攻撃側ギルドがゴチャ混ぜになった状態なのです。
 防衛側同盟ギルドの面々は、攻撃側ギルドよりも速く防衛ポイントに到着するためスタートからあわただしくダッシュを掛けなければならないのです。
 初期防衛に当たっている城主ギルドの方々の援護で、ある程度攻撃側ギルドの追走は抑えられますが、急がなければならないことに変わりはありません。そんなわけで今回も詰まってしまったわけです。
 入口詰まりネタは攻城戦の日記を書くときには必ず出てくるお約束になってしまいました。いい加減このネタでひっぱるのもどうかと思うのですが、起こってしまうんですからどうしようもありません。事実を伝えるのがジャーナリストの使命ですしねっ!(いつからジャーナリストになった)
 マイグレで人が減ろうと、ログインサーバが増強されようと、ワープポイントが詰まるのは変わらないのが攻城戦の現実なのです。以上、第1マップワープポイント前からさやさやがお伝えしましたー。

 防衛以前の問題で出鼻を挫かれてしまったわけですが。まぁ、ラグナロクの仕様なので致しかたありません。のんびり行くことにしましょう。
 むやみにウロウロしてみたり、無意味に発言したりしている内になんとか砦内部への進入に成功。初期防衛をしている方々の援護のおかげで、一度も殺されることなく防衛ポイントに到達。
 途中、どう道を間違えたのかいきなり最終防衛ポイントに来てしまったのですけれども。ま、まぁ、攻撃側の進軍速度が思ったよりも速くて、早々に防衛ラインの後退命令が出ていたので結果オーライと言う事で。

 こうして、防衛に就いた私は覚えたてのストームガストLv10(隣のウィザードさんに驚かれる程詠唱速度が遅い)を連発し、敵が接近してきたらユピテルサンダーLv3(習得途中なので驚くほど中途半端な威力)で迎撃したりと、なんだか微妙に役に立っているような気分に!


ここから先は一歩も通さない!(注・左真ん中辺りでSGしてるSPバーがあるのが私)

 私たち後方支援部隊から雨あられと降り注ぐ魔法・大魔法に矢や怒声。そして、ビッシリと隙間無く配置された前衛部隊。この防衛網を抜けられる存在なんて居るはずもありません。このまま最後まで問題なく防衛しきれる、そう思っていたんです。


絶対防衛網をあっさり通り抜けて来た脅威のモンクさん

 彼女が現れるまでは
 唐突に出現したモンクさんは、ビッシリ配置された前衛部隊をあっさり抜け、その後ろに控えていた私達後方支援部隊が放つ魔法など存在しないかのごとく通り抜けて行ってしまいました。気がついたときには、既にエンペリウムルームへと続く道に攻撃側のエンブレムを頭上に掲げたモンクさんが立っていたのです。
 おそらくは、攻城戦中唯一使用できるという瞬間移動スキル『残影』を用いて進入してきたに違いありません。
 折りしもそれは、オーラバトラー軍団の突入とほぼ同時でした。後方支援部隊としては突入してくる軍団に大魔法の雨を浴びせなければなりません。しかし、最終防衛網としては一人も通すわけにはいかないのです。どちらも放っておくことはできない、敵ながら見事な陽動作戦としか言い様がありません。
 結果、後方支援部隊は2/3が大魔法での迎撃、1/3がモンクさんの追撃に当たらなければならなくなりました。
 前衛部隊の奮闘の結果、なんとか突入部隊の殲滅には成功。しかし、後方支援部隊の1/3もの火力が集中したにもかかわらず、まったく倒れる気配が無いモンクさん。苛烈な攻撃をものともせずにエンペリウムルームの方へ向かって行ってしまいました。
 しかし、焦ることはないでしょう。エンペリウムルームにも鉄壁の防御陣は布かれていますし、後方支援部隊からもウィザードさんが追いかけて行きました。きっとすぐに殲滅されることでしょう。

 しかし、すぐ聞こえてくるはずの侵入者排除成功の報が一向に届きません。追いかけて行ったウィザードさんも戻ってきませんし…。
 状況が把握できずにヤキモキしていると、なんと、さっきエンペリウムルームへ向かったはずの敵モンクさんがエンペリウムルームの方向から戻ってくるではありませんか!エンペリウムを狙っているはずのモンクさんがなぜ戻ってくるのか、味方のウィザードさんはどうしてしまったのか。
 混乱する私達をあざ笑うかのように挑発的に私達の前をうろうろするモンクさん。明らかな挑発ではありますが、味方の陣地内を敵がうろついているという状況を看過するわけにはいきません!
 幸い他に防衛ラインを突破してくる攻撃側の戦力はありませんし、その挑発乗ったっ!私一人ではモンクさんに敵うはずもありませんが、複数人いれば一人が攻撃を受けている間に他の人が詠唱を完了して倒すことができるでしょう。後方支援部隊から追撃に出た他のウィザードさんと共にモンクさんに戦いを仕掛けます。

 すぐさま詠唱に入る私達。誰かが攻撃されて詠唱が妨げられたとしても、攻撃を耐えている間に他の人が確殺するという戦法です。
 私の中途半端威力のユピテルサンダーでは倒せないかもしれませんが、フロストダイバーで凍らせてしまえばなんとでもなるはず!


激闘!モンクvs後方支援部隊

 一斉に降り注ぐ魔法の雨。それでもモンクさんは倒れません。ヒールさえ使わない余裕を見せています。奥へと向かうモンクさんを追いかけ、私たちもエンペリウムルームの手前まで追撃します。
 奇妙なことにモンクさんはこちらに攻撃を仕掛けてきません。変わりに気球を浮かせ始めます。これはまさか、あれが来る―――!?


激突!阿修羅覇凰拳vs短詠唱魔法

 阿修羅覇凰拳なんて使わせないっ!
 モンクさん必殺の阿修羅覇凰拳を、詠唱の短い魔法で迎撃成功。阿修羅覇凰拳は威力が高い分、様々な準備が必要になります。その準備の一つが『長い詠唱時間』です。フロストダイバーやナパームビートといった詠唱の短い魔法ならば、ウィザードでも迎撃が可能なのです。DEXの高いモンクさんが相手だと無理ですけれども。

 詠唱中断に使用したフロストダイバーが見事に決まり、モンクさんを凍らせることに成功します。すかさず二人とも詠唱を開始、氷が解ける前に必殺のユピテルサンダーが炸裂!凍っているときは水属性になるため、風属性のユピテルサンダーで致命的なダメージが与えられるのです。
 さすがにこれで決まりでしょう。今までの蓄積ダメージから考えても、この攻撃に耐えられるはずがありません。
 思った通り、モンクさんが画面から消滅しまいました。セーブポイントに戻ったのでしょう。
 …と、思ったのですが。モンクさんが消えたのはワープゾーン上でのことでした。あのコンビネーションならば確殺は間違いないと思いますが、もしかしたらということもあります。一応エンペリウムルームを覗いてみましょう。


穏やかなエンペリウムルーム

 そこにはモンクさんの影も形もありません。味方のエンペリウムルーム防衛部隊が悠然としているのみです。
 やっぱりあの攻撃に耐えられるはずが無かったんです。あれだけの攻撃にあそこまで耐えたのには敬意を表しますが、所詮一人でできることには限りがあるのです。さぁ、気を取り直して防衛ライン確保の任務に戻りましょう。


…え、え、ちょ、ちょっと待って、ちょっとまってぇぇぇっ!?

 何故生きているのですか
 ワープゾーンから戻ってくると、そこには一人のモンクさんが。気球を5つ溜め、爆気状態で準備万端。
 そんなばかなっ!あれだけの攻撃に耐えたって言うんですか!?というか、もう詠唱終わってるー!?に、逃げ―――


炸裂完了

 昇天完了
 どれだけのSPが込められていたのかわかりませんが、HPの低い成り立てウィザードな私に耐えられるはずもなく。たった一人なら倒せるだろうという慢心が引き起こした悲劇でした…。
 でも、思うじゃないですか。
 味方の溢れる自陣内、たった一人進入してきた敵前衛職。わざわざ前衛部隊に出張ってもらわなくてもウィザード数人掛かりで倒せないはずがない、と。
 そう錯覚させることが、この作戦の最大のポイントだったのでしょうか。確かに普通のモンクさんならば倒せたでしょう。しかし、このモンクさんは普通ではなかったのです。詠唱を中断しようという気配が全く感じられず、ただひたすらに阿修羅覇凰拳だけを狙ってきていました。
 多分、魔法に対する強力な防御をしていたのではないでしょうか。黄金盗蟲カードとか。そうです、あれです、アニメ第二話でロアンが出した黄金盗蟲カードを、彼女が買ったに違いありません!ばか、ばかっ、ロアンのばかぁっ!

 この後も私と同じようにおびき寄せられた後方支援部隊が、一人また一人と確実に数を減らされていったのです。入口から最終防衛網への途中には、以前私たちが行ったように復帰防止部隊が配置されていました。
 最終防衛ラインに戻ろうとすること十数回、その結果をダイジェストにするとこんな感じでした。


モンク様がみてる

暗闇沈黙スタン呪い。わりとと言うか、全然ダメです。

まだまだぁ、死にます。

ヴァー!

 無理
 こうして、モンクさんによって壊滅された後方支援部隊が再び戦場に戻ることはなく。支援を受けられなくなった前衛部隊も徐々に数を減らし、ついに最終防衛網は崩壊してしまったのです!
 それでもしばらくは持ち堪えていました。しかし、一度崩壊してしまった最終防衛網を立て直すことはとても困難なのです。残存勢力の善戦も虚しく、ついに落城してしまいました…。

 たった一人のモンクさんによって防衛網の根幹が崩され、戦況を変えられてしまったのです!
 一撃で全てを薙ぎ倒す破壊力。降り注ぐ攻撃をものともしない防御力。他を圧倒する機動力。攻守移動全てに優れたモンクさんだからこそ成し得た偉業と言えるでしょう。
 私もLokiサーバでモンクを目指しているアコに、いつかは残影を覚えさせようと思った、そんな攻城戦の夜でした。

 バーチャルネットプリーストさやさやはスーパーロボットじみた性能を誇るモンクさんを応援しています。


Web拍手公式サイト
 【後日談】
 ちなみに。この後、砦の奪還は不可能と判断を下した我らがSAGA同盟は別の砦へ攻撃目標を変更。激戦の末に砦を獲得し、防衛に成功したのです!
 SAGA同盟は伊達じゃない!なのです。


エンペリウム、ゲットだぜっ!





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